白龍(はくりゅう)大神の由来とは
天守閣の裏にある本丸の北東角に、赤い玉垣に囲まれて鳥居を設えた小さな社があります。
江戸時代、徳川大坂城では糒櫓(ほしいやぐら)があった場所で、豊臣大坂城では秀頼・淀殿らが自決した朱三櫓(しゅさんやぐら)あたりに位置します。
というと、何やらいわれのある社かと思いますが、実は違います。
これは、昭和になって天守閣を再建した大林組が工事の無事完了を感謝して建てたもので、白龍大神と呼ばれています。豊臣家とも徳川家とも何の関係もありません。
<写真> 白龍大神

白龍大神の存在を知る人は多くありません。なぜなら、この辺りに足を運ぶ人がほとんどいないからです。逆に言えば、静かで落ち着ける場所ということです。
大阪城の中でも最も高い場所で、絶好の眺望です。OBPや遠く摂津の山々を眺めながらお弁当を食べるなんて、素晴らしいぜいたくではないでしょうか。
<写真> 本丸北東端からOBPを眺める(右奥に白龍大神がある)

ただし、難点をあげるとすると、ベンチがかなり老朽化してしているのと、夏は草が生い茂っていることです。(まあ、だから人が来ないのでしょうが ・・・ 。)